なつぶろ

気管支腺癌になったナツコが寛解を迎えるまで

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2009年3月x日 『なんか変』

2009'06.27 (Sat)





     「……ナツコ、なんか変」






そう思ったきっかけは、少し痩せた ことです。
拾われた時、飢餓状態でガリガリだったナツコは、食べ物への執着が強いです。
あっという間に太り、注射器の針を折るほどの固太り猫 になりました。

たくさん食べるし、よく動くし、元気。
なのになぜ痩せる?


よーく見ると、かすかに シャックリのような動き をしています。
(病気との関係は判りません)

たまに セキ をすることには気付いていました。
でも、もともと鼻炎持ちということと、一旦セキが落ち着いたことで、軽く見ていました。
悔やまれます……。













 「そんなんで病院に連れて行くのかよっ!!」


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2009年3月3日 『病気発見』

2009'06.29 (Mon)

(※ 前回の話はこちらです)

ナツコを病院に連れて行きました。
診て下さったS先生には、20年近くお世話になっています。










勘だけではどうしようもない ので、レントゲンを撮って頂きました。



ああっ。顔が反転っ!!


S先生はいつも笑顔です。

笑みが消える時は悪い知らせ です。


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2009年3月3日 『これは何?』

2009'07.01 (Wed)

(※ 前回の話はこちらです)

レントゲンを撮ったところ、気になる映像が……。






私のセリフ取らないで下さい!(涙)


S先生の名誉の為に申し上げると、ベテランの先生でもめったに見ない珍しい病気でした(発生率1%程度)。可能性はいくつか考えられるけれど、断言はできない。そういう状況だったと思います。

とりあえず、可能性をひとつずつ潰していくことになりました。

血液検査(色々判るそうです)
バリウムを飲ませてヘルニア検査(内臓が横隔膜を破り胸部に移動)
クリプトコッカス検査(肺にカビが生える病気)


全て シロ でした。

ヘルニアあたりを願っていた私。
こんなに嬉しくないシロは初めて です。

おそらく腫瘍……。

さっそく癌の検査と手術をお願いしたところ、
先生の返事は 「できません」

なぜ!?

謎の部分は肺・心臓・リンパ節に近く、細胞診(体の外から針を刺し細胞を取る検査)は危険が高いそうです。手術も然りです。
高度医療設備のある病院で診てもらうのが一番ですが、私の住む地域でそこまでの設備を持つ病院はないそうです。

猫の腫瘍はまず悪性というのも理由でした。検査で悪化させたり手術で命を落とすくらいなら、無理をしない方がよいのではないか……。
S先生からは温存療法(腫瘍はそのままで免疫力を高め病気に対抗)や、癌とみなしての抗癌剤治療(ただし猫の肺癌には効果が薄い)などを提案されました。

でも、頭の中はぐるぐるでした。

ゼロに等しくても、良性腫瘍や膿腫の可能性はある。
たとえ良性でも放っておいたらマズイ気がする。
悪性でも手術すれば治るかも。
でも、手術のリスクが高すぎる。
はっきりしない状態で抗癌剤を使用して良いものか。

なにより 今なら助かるかもしれない という 希望

答えを出せない私を見て、先生が、

「じゃあ、大学病院行ってみる?」
「えっ。東北大学病院ですか?!」

東北大学病院ならタクシーで一時間程度。それなら……!

「ううん、東京」
「!?」

先生、ここは宮城です……。


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2009年3月12日 『病院探し』

2009'07.03 (Fri)



実際長いのですが……。

今回は、ナツコを受け入れてくれる病院探しのお話です。
(※ 前回の話はこちらです)

交通の便も考えると、高度医療設備のある動物病院で、私の住む地域に一番近いのは東京だそうです。

S先生は、3つの病院を挙げられました。

A病院(東京の大学病院。先生の母校)
B病院(東京の大学病院。畜産科が有名らしい)
C病院(難病を専門に扱う高度医療施設。ただし神奈川県

これらの病院は、突然行っても診て貰えません。かかりつけの先生から連絡をし、予約を入れて貰います。
でも、なにせ宮城県

「ちょっと診てもらってきまーす♪」

とはいきませんでした。
手術になったり、検査が長引いて最終の新幹線に間に合わなかったら、私(達)が泊まれるホテルを探さないといけないからです。

まず、私から各病院に電話で問い合わせをしました。3月12日のことでした。

「遠方なので、猫を連れて何度も通院するのは難しいです。先にレントゲンを送るので見て頂けないでしょうか。もし事前に色々判るようでしたら助かるのですが」

それに対する回答は、

A病院「レントゲンを見るのは可能だが、予約がいっぱいなので診察は来月以降」
B病院「まず予約が必要。レントゲンも予約日にしか見られない」
C病院「話は判ったが一般の方とは相談できない」

共通して言われたのが、「とにかく、かかりつけ医から直接電話が欲しい」
要約すればそっけない感じですが、かかりつけ医ではない私の電話に、どの病院も親切に対応して下さいました
S先生に結果をご報告し電話をかけて下さるようお願いしたところ、気持ちよく了解して下さいました。

そしてその日の夕方、S先生からお電話が

「早い方がいいって言ってたよね。C病院に仮予約入れました。3月14日、午前10時で」

あ、あさっての午前10時~?!

S先生の仰る通り、早いに越したことはありません。
でも慌てたのには理由があります。

ひとつは、A病院から「早くても来月」と聞いていたので、もう少し先と考えていたこと。
もうひとつは、私がありえないほど交通機関に疎いということです。

私はめったに電車に乗りません。
新入社員の時、東京に一人で出張に行くことになりました。
心配した先輩が、何度も私に言いました。
「冬子さん。東京についたらJR線に乗り換えるのよ?」
「判りました先輩! ありがとうございます!」
東京についた私は、乗り換える電車を探しました。

「山手線、京浜東北線……あれ、JR線がない

一時間以上探しました。ウソみたいですが本当です。

そんな私が、神奈川の病院に、朝10時まで辿りつけるのでしょうか……。


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2009年3月13日 『前日』

2009'07.05 (Sun)






神奈川の病院へ向かう前日は、準備で大忙しでした。

(※ 前回の話はこちらです)





新幹線の中で鳴いたらすぐ通路に出られるように、新幹線の券は通路側&入口近くを買いました。
ネットで路線図を調べ印刷。
かばんの中には、粗相があった場合のトイレットペーパー、新聞紙、ボロ布、猫用のペットシートやおむつ、大判ウェットシート。
自分用に筆記用具、資料、お財布、カード、ケータイ。
それと猫の入ったネコキャリー。これ忘れたら笑えますね。


その夜は元同僚のPさんと呑みに行くはずでしたが、次の日の朝が早いので、ランチに変更して頂きました……。







Pさんの心遣いに、涙が出るほど嬉しかったです。
腫瘍の可能性が強いと、安易に「頑張って!」とは言い辛いですよね。
お茶とお菓子という形で、励まして下さったのだと思います。実際私が倒れたらナツコも終わりなので、体が資本です。
Pさん本人も激務で体調を崩されていたのに、
「お菓子は移動中の糖分補給にするといいわよ。お茶は全て終わってからゆっくり飲むといいかも」
って……。励ましが心に沁みました……



沁みてないじゃん!!

すみません~。紅茶もお菓子も、あまりに魅惑的で(笑)
残りのお菓子は新幹線に持ち込んで、ちゃんとおやつにしました。
もうひとつのお茶は、ナツコが家に戻った日、記念に頂きました(こちらも美味しかった~)。

ありがとうございました。

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2009年3月14日 『いざ神奈川へ!』

2009'07.07 (Tue)

とうとう、神奈川県の病院で診て頂く日がやってきました。

(※ 前回の話はこちらです)

朝5時です。眠いです……。











「華奢な体になりた~い」(妖怪人間風)


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3月14日 『神奈川上陸』

2009'07.09 (Thu)

(※ 前回の話はこちらです)

病名が判っていないので、移動は、ナツコの体への負担の軽減と、速さを優先しました。

タクシー(自宅→仙台駅)
新幹線(仙台→大宮)
JR線(大宮→渋谷)
JR線(渋谷→神奈川)
タクシー(神奈川→病院)


お金が舞っていくのが見えました。しかもまだ片道

新幹線のナツコは比較的静かでしたが、早朝ということもあり、眠る皆様に遠慮して通路に立っていました。
でも乗った新幹線は「はやて」。全席指定の意味がありません

神奈川の病院(以下K病院)は、機能的に作られていながらも、温かさを感じさせる造りとなっており、子供用の難病施設に来たように感じられました。

診察室で腫瘍科のI先生にナツコの状態を説明し、逆にこれから行う検査の説明を受けました。

レントゲン
全身麻酔
CTスキャン
血液採取
血が固まる速度を測り、問題なければ針生検


ほとんど一日がかりです。
その間、飼い主は、上階の「家族室」か外で待機です。
ナツコとは、ここで一旦、お別れです……。











たとえて言うなら、毛の抜けた亀の子だわし

検査段階なのにお恥ずかしいですが、腫瘍の見込みが強くて不安でした。


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おっぱいの謎

2009'07.11 (Sat)

検査の一環として、触診もやりました。猫も乳癌が多いそうです。







「多くても問題ないですよ~」……って、片側で2個は多すぎませんか?!


一体、ナツコはおっぱいが何個あるのでしょうか。

大変気になりましたが、I先生は多忙でいらっしゃいます。

癌の疑いのあるナツコの難しい検査に挑まんとする先生を引き止め、おっぱいの数を尋ねる勇気 は、私にはありませんでした。

そして私には今でも、イボにしか見えません。


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3月14日 『家族室にて(1)』

2009'07.12 (Sun)

(※ 前回の話はこちらか、こちらです)

0712_1_300.jpg





続きは明日……。


続きってなんじゃい!!

「お前は売れっ子作家か!」というツッコミが聞こえた気がしました(笑)
すみません、一度に描くには長くて。気を持たせるとかではないです。


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3月14日 『家族室にて(2)』

2009'07.13 (Mon)

(※ 前回の話はこちらです)

ナツコの検査終了を待ち、家族室でダラダラしている私の耳に、気になる会話が聞こえてきました。
※ 話の本筋以外(犬種、サイズ、名前等)は全て変えさせて頂きました。






















静かで穏やかで、胸が痛くなる光景でした。
思ったこと、言いたいこと、たくさんあります。
(私の画力ではお伝えすることは叶いませんが)

ただひとつだけ。

人は愛する者の為なら、どんなに辛くても笑うんだな

と思いました。

ナツコの検査が終了した夕方、私が部屋を出た時も、お二人は静かに座ってらっしゃいました。


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プロフィール

冬子(トウコ)

Author:冬子(トウコ)
完全に猫の奴隷・・

ご紹介

■ ナツコ ■
1994年~1997年生のサビ猫。
拾った当時はノミだらけでガリガリ。今はパンパン。
緑の丸い目と、究極の上目づかいがポイント。
2009年、気管支腺癌が見つかる。



■ ウチコ ■
1996年生の二毛猫。
袋に入る唯一の猫。右目が潰れている。日本美人だが下半身デブ。
父専属で、下僕とは滅多に遊んでくれない。



■ ナオミ ■
1997年生のサビ猫。
うちで唯一の抱っこ猫&モミモミ猫。
子猫の時、胃を寄生虫に荒らされたせいか小食。
狭い所、高い所が大好き。
いつも何か話してる。



■ ナタ ■
1997年生の緑目の三毛猫。
知的障害、心臓異常、異食癖有り。
うちで唯一のお尻見せ猫。
巻き舌で鳴く。ミコが大好き。
2012/5/19死去(15歳1ヶ月)



■ ミコ ■
1993年生の三毛猫。
うちの姫。元ノラ。
怪我した足が化膿して歩けないのを見て病院に。
太い手足と、もっちもちの体を持つ。温和な性格。
2010/1/13死去(16歳8ヶ月)


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